機雷がなんだ! 全速前進!

SEというかプログラマというか、日々のエンジニア生活の中で体験したことなどを中心に書き残しています。

読書の秋@2021~新しい読書習慣とLIBRON~

読書の秋ですね。

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コロナ渦が続く昨今、在宅勤務の機会が増え、物理的な移動機会が激減しました。以前は、移動中の電車内や出先でのちょっとした隙間時間に読書するのが習慣になっていたのですが、在宅勤務がはじまってからは本を読むきっかけをすっかり失ってしまいました。興味のある本を買ってはみるものの、自宅だとなかなか集中して読めず、積読が増えるばかりです。毎日の移動時間がなくなり、自由な時間が増えた【ハズ】なんですが、あらためて人間は習慣の生き物なんだなぁ、と思うばかりです。

 

あの手この手を色々と試してみた結果【LIBRON(リブロン)】を使った新しい読書習慣が見つかったので紹介します。

 

新しい読書習慣

新しい読書習慣の流れはこんな【↓】感じです。

  1. Amazonで本を検索する
  2. LIBRONを使って本を借りる(登録した図書館)
  3. 近所の受取所で本を受け取る
  4. 借りた本を読む(※2week中)
  5. 近所の受取所で本を返却する
  6. 手元に置いておきたい本は買う(※オプション)

最近は、自治体の図書館もネットで本を予約できるようになっており、しかも、最寄りの出張施設へ配送した本を受け取ることもできます。最寄りの図書館などで会員登録をして図書カードをつくっておけば、あとはWebブラウザ(Chrome or Firefox)にLIBRON(リブロン)の機能拡張を追加して予約する図書館をセットしておくだけです。

 

メリット

この方法には下記のようなメリットがあります。

  • Amazonで検索した本をそのまますぐ図書館で予約できる
  • 予約した本を近所で受け取れる(図書館まで行かなくて良い)
  • レンタル期間(2week)というタイムボックスが本を読む動機付けになる
  • 部屋の中が本だらけになりにくい(手元に置きたい本だけになる

デメリット

この方法には下記のようなデメリットがあります。

  • 図書館にない本は借りれません(当たり前ですが)
  • 貸出中の本もすぐには借りれません(予約はできます)

 

LIBRONとは?

Libron は Amazon のページから最寄りの図書館の蔵書を検索できる便利なツールです。図書館蔵書検索サイト「カーリル」( http://calil.jp/ )の提供するAPIを利用することで、全国6000以上の図書館(700館以上の大学図書館を含む)に対応しています。

http://www.libron.net/

 

こちらの本家サイトに「つかいかた」や「インストール方法」が掲載されいています。動画や画像をつかって分かりやすく説明されているので、迷うことはあまりないと思います。

 

予約の流れ

予約は簡単でAmazonの画面にあるボタンを押すだけです。

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指定した図書館の予約画面へ遷移するので予約(カートに入れる)します。

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その他

昨年 GIGAZINE でも紹介されてました。

Amazonで検索した本が最寄りの図書館にあるかサクッと検索できるiOSアプリ&ブラウザ拡張機能「Libron」 - GIGAZINE

[2021/9/18(土)]XP祭り2021 @ Online でLTしてきました

タイトルのとおり9/18(土)の「XP祭り2021」でLTしてきました。

 

コロナ渦ということで、昨年に続き今年もオンラインでのイベント開催となりましたが、丸一日濃い話が聞ける素敵なイベントでした。

 

今回のLTスライドはコチラ【↓】です。

www.slideshare.net

 

爆死した7年前から時を超えて遂にLTが完結しました(笑)

 

ページ減らすためにLTスライドを2in1にした苦肉の策でしたが、意外と良かったかも?なんかDiscordのスレで「すなだメソッド(すなメソ)」とか言っていただき何だか嬉しかったです。

 

オンラインでLTやるの初めてだったせいか、オンラインで仕事するようになって会話の機会が減ったせいか、終了後ちょっとだけ胃が痛くなってちょっと焦りました(ライトニングし過ぎて酸素不足だったのかもw)

 

今年は、弊社からセッションとLTあわせて3名(私&同僚)が登壇しました。これまで個人で参加することが多かったので、これまでになく新鮮な気持ちで参加できました。ぜひ来年もまた参加したいと思います。

 

最後にスタッフの皆さん、参加したみなさん、お疲れ様でした!そしてどうもありがとうございました!

 

※追記(2021/09/18)

Miho先生( @miholovesq )にもコメントいただきました!(^^)♪あざす!

※追記(2021/09/19)

「すなだメソッド」のゴッドファーザーは我らが HIRO ( @hageyahhoo ) でした!神

Roadmap DevOps in 2021(日本語版)※自分用

Developer RoadmapsのDevOpsロードマップを見ていたところ、とても簡単な英語だけど何度も見ることになりそうなのでつい日本語版が欲しくなってしまいました。Githubの【How are these roadmaps made?】を見たらJSONを少し弄ってBalsamiq(バルサミック?バルサミコ酢?)に喰らわせればサクッと日本語版を作れそうだったのでやってみました。(久々に新しいツール触りたいという欲求もあり)

 

とりあえず日本語化したDevOpsロードマップのがこちらです。【↓】

 

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Roadmap DevOps in 2021(日本語版)

学びのStepと説明だけの日本語化なのでほとんど変わってませんが、、、(笑)

ちなみに本家のDevOpsロードマップはこちらです。

完全に自分用なので一切責任は持てませんが、良かったらご自由にご利用ください。

LeSS Study 読書会でプレゼンターやってきました(第8章 プロダクトオーナー)

コロナ前オンサイトで開催されていたLeSS Study 読書会が今年2月からオンラインで再開されました。私は4月の事例講演のイベントから毎回参加させてもらっています。

 

less-study.doorkeeper.jp

 

これまでオンライン読書会は未体験だったのですが、進め方としては自分が担当する章やセクションを読んで、本の内容をスライドにまとめます。イベント当日はDiscordというオンラインチャットツールを使用して、スライドを画面共有しながら参加者同士で意見を交換します。自分が本を読んだときに感じた疑問点、感じたことなどをスライドにコメントとして記載しておくと、参加者や翻訳を担当したイベント主催者の方々からいろいろとコメントやフィードバックがもらえるので学びが深まります。時々(というかかなりの頻度で)脱線して色々な話題で議論が(いい意味で)盛り上がったりすることもあって、LeSS以外の様々な知見を深めることもできます。

 

直近に開催された と8/27[金]のイベントではプレゼンターを務めさせてもらいました。その時に使用したスライドをSpeakerDeckにアップしたのでメモがてら、こちらに記載しておこうと思います。

 

speakerdeck.com

 

今後も継続して参加して理解を深めていきたいと思います。オンライン開催ということで気軽に参加できるので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?(※本がなくても参加OKらしいですw)

 

※参考:

https://less.works/

less.works

DockerHubの自動ビルドが有償化されたようです(2021年6月18日から)

ひさびさにGithubのDockerfileを更新したがDockerhubでビルドが開始されない、、、

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と思ったら、2021年6月18日から無料利用枠でのAutobuildを廃止したようです。

www.docker.com

上記ブログにも記載されていますが、悪意のある人物の標的になっているため無料利用枠でのAutobuildの廃止を発表したんだとか。悲しい、、、😢

 

既にマニュアル(英語&日本語)にもしっかりと明記されてますね。

Set up Automated Builds | Docker Documentation (英語)

自動ビルドの設定 | Docker ドキュメント

 

非常に残念ではありますが、Dockerhubでコンテナイメージを自動ビルドしたい人は有償プラン(Pro or Team)にアップグレードするしかないようです。プランは下記のとおりです。

Docker Pricing & Subscriptions for Individuals & Teams

 

支払いは月払い、年払いのどちらかを選択します。いつまで有償プランを利用するか分からなかったので、とりあえず割高な月払いでアプグレしましたが、ずっと利用するつもりなら年払いの方がお得です。利用頻度に応じた支払い方法を選択すると良いと思います。

決まった答えなんてない

決まった答えを知りたい、あると信じたい

その裏には、労せず安心したいという弱さがある

何事も答えを探し求め続ける中にこそ真理がある

修証一如(修証一等)という考えに近い気がする

開発プロセス然り。しっかり迷い悩み楽しみたい

認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)を取得しました

オンライン・認定スクラムプロダクトオーナー研修 by James Coplien

 を受講してCSPOを取得しました。

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CSPO

講師:ジム・コプリエン - James O. Coplien(Jim Coplien)

日時:2021年03/16(火)〜03/19(金)

 

実は6年前に認定スクラムマスター(CSM)の研修を受講したのですが、その時もジム・コプリエン氏(以降、Copeと呼ばせてもらいます)の研修でした。

 

その時の記事はコチラ(↓)です。

 

これまで書籍やコミュニティや研修などで得た知識を自分なりに咀嚼して考え、スクラムの考えやエッセンスを現場に取り入れてきたつもりですが、最近あらためてモヤモヤすることが多くて、(たぶん)原点回帰するきっかけを無意識に探していたような気がします。そんな時、たまたまCopeのCSPO研修を見つけたので勝手に運命を感じて受講することにしました。

 

研修形式はコロナ渦ということもあり、オンライン形式(全4日間)でした。オンサイト形式であれば、おそらく丸2日間の研修ボリュームだと思いますが、オンライン形式の研修を丸1日間ぶっ通しで実施するのは、講師も受講生にもかなりのストレスを伴うと思いますので、半日(14~18時)x4日間というスケジュールは妥当に思えました。

全研修日程を終えて感じたのは、新たな知識を得た、というよりは、ぼんやりと分かった気になっていた基本的な知識や理解を再確認する機会になった、ということでした。

 

この研修を受講するにあたりスクラムガイド(日本語版)を事前に読んでおくように言われていたので、しっかり読み込んで研修に臨みました。そのうえで、疑問点を色々と講師に質問してみたのですが、スクラムガイドに書いてあることは尊重はすれども、それに固執し過ぎたり忠実であろうとし過ぎると、決まった答えのみを求め、型の中に納まってしまい、逆に成功から遠ざかってしまう、それは本意でなないという回答を得ました。型はあれど、決まった答えはない(※良く言う "It depends" というやつ)という当たり前な事を、改めて考えさせられたように思います。(若干、煙に巻かれたような気もしましたし、賛否はあると思います)

 

では初心者は何から手を付けたら良いのか?よく言われている「The 3-5-3 of Scrum」を忠実に守るべきなのか?という問いに対しては、答えは成であり否でもあるという。もやはこれは禅だな、と思ったいたところCopeから「十牛図」なるものを薦められた。

 

【『十牛図(じゅうぎゅうず)』とは、逃げ出した牛を探し求める牧人の様子を、段階的に描いた十枚の絵で、禅を学ぶための入門書として北宋時代に成立したもの】

 

だそうです。そのまんま『禅』じゃないか、、、そうか真のスクラムは禅なんだな。考えてみれば、別にスクラムに限らず決まった答えがない殆ど全てのことに通じる話でもあります。(いぜん「スクラム道」というのがあったのも何となく納得。もはや開発プロセスではなく道(Tao)なんです)

 

【型はある。その意味について自分で考え、試しカイゼンし続けること。型を意識すれども、それに縛られて真の目的を見失ってはならない】

 

と頭の中で整理しました。

 

普通に考えて、ゆるふわな覚悟で出来ることではないので、つまるところ、そういう覚悟を持ってこれから(も?)腹括って生きろよ、ということなんだと思えました。

 

最近足りてなかったものは確かにこれだったのかもしれない。

 

My New New journey has begun. I'll do my best.

 

気付けは、新たな覚悟が必要な旅が始まってました(サボり症なので丁度よかった)

 

最後に、講師の Cope と Kawaguchi さん。そして、最終日に翌朝4時までエンドレスな打ち上げにお付き合いいただいた同期の皆様、どうもありがとうございました。

 

Thank you for 4 days, Cope! It was precious time for me.

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Thus Spake Master Cope