機雷がなんだ! 全速前進!

SEというかプログラマというか、日々のエンジニア生活の中で体験したことなどを中心に書き残しています。

3大CSPのコンテナ系マネージドサービスの技術要素を整理しておく(備忘用)

せっかく調べたのでガッツリした記事を書こう書こうと思っていたけれど、なかなかまとまった時間が取れず時間ばかりが過ぎ去っていった結果もう記憶も薄れてしまいました(笑)これ以上記憶が薄れるともう【無】でしかないので、もう肩肘を張らずにいま覚えていることをとりあえず書き残しておくことにします。

各社のコンテナ系マネージドサービスの技術要素

3大CPS各社(Amazon Web Service、Google Cloud、Microsoft Azure)が提供するコンテナオーケストレーションを含むコンテナ系マネージドサービスの技術要素を調べてざっくりまとめたのが以下の表です。

KEDA:Kubernetes-based Event-Driven Autoscaling

イベントをトリガーとしてKubernetesのデプロイを管理することを目的としたCRD

Dapr:Distributed Application Runtime

分散アプリケーション(マイクロサービス)を構築するためのランタイム

Microsoftが先導するオープンソースのプロジェクト

Envoy:

クラウドネイティブアプリケーション向けに設計されたオープンソースのエッジおよびサービスプロキシ

所感

Google Cloud、Microsoft Azureがコンテナオーケストレーションのベース技術がKubernetesなのに対してAWSは独自開発したECSになっています。KubernetesはオープンソースなのでAWSだけが独自路線を走っているようにも見えますが、そもそもKubernetesはGoogleが独自開発したBorgがベースとなっているのでGoogle Cloudのベース技術がKubernetesなのは当然そうなりますよね。そしてMicrosoft Azureは、オープンソース化されていて、事実上コンテナオーケストレーションのデファクト・スタンダードとなっていたKubernetesを採用した、といったところでしょうか。🤔

そしてCSP各社のPaaSやFaaSなどのもっと抽象化されたコンテナ系マネージドサービスは、各社が採用したこれらのコンテナオーケストレーションの基盤上に構築されていることも併せて覚えておきたいところです。

参考

現時点で覚えている範囲の参考情報も一応記載しておきます。