もはや去年のことになってしまい恐縮ですが、自らの活動記録的な意味も含めてブロクを更新しておくことにします。
昨年末「アジャイルサムライ横浜道場 特別編 忘年会&LT大会」に参加してきました。で、せっかくの機会なんで忘年会LTへ登壇してみることに…
昨年は「DevLOVE現場甲子園2013」に続き、登壇の機会に恵まれた年になったのでした。
ありがたやありがたや(^^)
タイトル:「アジャイル開発してますか?」
私の現場は、やんごとなき諸事情のため「アジャイル」という言葉をあまり使えないという状況に置かれているのですが、それを「隠れキリシタン」になぞらえて「隠れアジャイラー」という風に表現してみましたw
「アジャイル」と声高に言うと…(↓)…みたいなw
とは言え「アジャイル」という言葉で遊んでいる暇はないのです。 アジャイルに関わらず、日々の戦場(現場)を生き抜くための武器をひとつでも増やすことに意義はあると思うのです。
目的重要!!ですよね。でも常に確認しないとすぐ見失いそうになります。
活気ある職場と、生み出す価値に目を向けることが重要かと…
もちろんコンテキスト次第なので、あくまで私のコンテキストでは…ですが
(再)目的重要!!ですよね。時々、手段と目的が逆になってしまうときもあります。
意識高い(つもりの)自分に酔いしれて、今までのやり方や、別の手段のダメ出しばかりしていると、結局ひとりよがりでしかありませんよね。自らの経験から、特にミーハー期は注意が必要だと思います。名著を読んで気持ちが高ぶってる時なんかは特に。
昨年はTwitterなどで「アジャイル開発」という言葉でいろいろと議論が盛り上がって(ex.アジャイルの正しい実践方法 や 「アジャイルがダメだと思う7つの理由」から始まったアジャイル論争の現時点のまとめ - Publickey など)いましたが、私としては、今の自分の現場で役立つのか否かというのが一番の感心事であったので、一歩引いて見ていました。もちろん、開発手法の特徴や利点や欠点について理解するための議論が不要と言っている訳ではありません。ただ、初志や目的を忘れて、開発手法の優劣ばかりを議論するのはそれぞれのコンテキストに依るところが大きいので今の自分にはあまり重要ではないと感じました。
WFであれアジャイルであれ、イイ!コイツは役に立ちそうだ!と思ったことは何でも取り入れるという貪欲さが必要だと思うのです。特に今の自分(達)には。
アジャイル本とか読んで最初に気にする事って、そのやり方が「正しい(ちゃんとした)アジャイル」になっているのか?とかだったりします。少なくとも私は、初期の頃はそんなことを気にしていました。でも、今の開発手法が正しいアジャイルかどうか?を議論するくらいなら、どうやったら問題を解決できるか?あるいは、もっと上手くやれるのか?っていう方に力を使うべきだと思うように変化していきました。物凄く当たり前のことではありますが…ちょっと恥ずかしい反省点です。
それぞれの立場や状況において今やれることをやる!!
結局はこれに尽きるのかなぁ・・と。
できることをもっともっと増やしていかんとなぁ…っていうのはアリますけどね。
昨年は、現場でいろいろと試してみて、そんなことを考えされられた一年でした。
最後に、私が好きな言葉で〆てみました。それは、アジャイルは「やる(Do)」のではなく「なる(Be)」という心構えが必要なんだということ。ちょっと精神論というかphilosophyな世界の話になってしまいますが、アジャイルの前提がプロセスよりも人にフォーカスしていることから考えても、絶え間なく継続的にカイゼンし続け、顧客やユーザに価値を提供し続けるということは、結局そういうことになるのではないかなぁ…と。それを実現するために、様々な手段(CIやiterationや自動テストなどなど)があるのだと
そんな訳で、来年(もう今年ですがw)も心を新たに、昨年の活動も踏まえていろいろと挑戦していきたいと思います。
ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いします。