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SEというかプログラマというか、日々のエンジニア生活の中で体験したことなどを中心に書き残しています。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)を取得しました

先日 12/24(日)に AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト を取得(1回目:12/3不合格、2回目:12/24合格)しました。

認定を取得するまでに個人的に何点かハマったところがあったので、メモしておきます。何かの役に立てば幸いです。

AWS認定とは?

あまり説明する必要もないかもしれませんが、ざっくり言うとAWS(Amazon)が公式に認定するベンダー資格です。大きくは2つのレベル(アソシエイトとプロフェッショナル)に分かれていてプロフェッショナルのレベルは、アソシエイトを取得した人しか受験できません。

  • アソシエイト(基礎レベル)
  • プロフェッショナル (応用レベル)
    • ソリューションアーキテクト(SAP)
    • DevOps エンジニア(DOP)

また、プロフェッショナルとは別に専門知識というカテゴリも用意されていて、こちらもアソシエイトを取得した人しか受験できません。

  • 専門知識(※英語のみで受験可能:2017/12/31時点)

 

 詳細は以下の公式ページに記載されています。

aws.amazon.com

 

APNパートナー認定とは?(AWS認定との違い)

AWS認定と混同してしまいそうなのがコチラです。APN(AWSパートナーネットワーク)の認定です。例えば自社がAPNに参加しているパートナー企業の場合は、下記の認定についての学習と取得を個人的な負担なしで受けることができます。

  • APNパートナー認定
    • ビジネスプロフェッショナル
    • テクニカルプロフェッショナル
    • TCO and Cloud Economics

公式のAWS認定についての情報はよく見かけるのですが、こちらのAWSパートナー認定の情報はまだそれほど多くない気がします。少なくとも私は最初区別がつかずに混乱したのでメモとして書いておきます。

 

APN(AWSパートナーネットワーク)とAPNパートナー認定についての詳細は以下の公式ページに記載されています。

ちなみに APNパートナー認定は、制限なく無償で何度でもチャレンジできるので、有償のAWS認定試験を受験する前の基礎知識を学ぶのに役立ちます(後述)。可能な場合は、APNポータルへログインして活用すると良いかと思います。

 

AWS試験対策

試験対策については、様々なサイトやBlogでいろいろと公開されているようでググればいっぱい出てくるので、ここでは取得までに実践した内容を簡単に記載しておきます。

  • APNパートナー認定を取得定
    • 前述のAPNパートナー認定(3つ)のオンライントレーニングを実施して修了認定を取得しました。オンライン学習は、音声付きのスライドが用意されているので、なかなか快適に学べます。これでAWSについて広く浅く学ぶことができました。
  • 公式サンプル問題集(※10問のみ)
    • AWS認定試験の公式サイトからサンプル問題集をダウンロードできます。但し10問しかないので、どのようなレベルの問題が出題されるのかを確認する程度にしか使えません。
  • 合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
    • 数少ない合格対策本です。この本はAWSの基本的な知識を広く学ぶことができるので、全体を通して何回か(※最低でも2回くらいは)読み込んむと良いかと。ただし、本に掲載されている演習問題は、本試験よりもかなり簡単な内容で、かつ数も少ないので問題集としてはあまり使えません。また、本の内容が多少古いので最新のAWSサービスの情報を別途チェックする必要があります。

      books.rakuten.co.jp

  • 模擬試験(※有償:¥2000 yen)
    • AWS認定の模擬試験をオンラインで受けることができます。本試験と同じような画面レイアウト(時間制限なども本番に近い)で体験できるので、特に一度もAWS認定試験を受けたことがない場合は、一度はやっておくと良いと思います。ちなみに、AWSでは、試験問題の流出をかなり厳密に管理しているため、試験後に模擬試験の問題を見返して復習することはできませんのでご注意を!
  • AWS WEB問題集で学習しよう(※有償)
    • オリジナルのAWS認定試験対策問題集を有償で公開しています。公式の問題集がないので、こちらを利用しました。無料で26問が利用できますが、たぶんそれだと足りないので、有償プランの利用が現実的かな。問題の解説もあるので単に解くだけでなく、疑問に思った点を理解するのにも役立ちます。AWSホワイトペーパーへのリンクも掲載してくれていたりするので、最新の情報へも比較的シームレスにアクセスして確認できます。

      aws.koiwaclub.com

  • AWS Black Belt Online Seminar

 

本試験は差をつけるためか結構いやらしい問題(ひっかけとか)も出題されるので、しっかりと準備をしないと散財しまくる可能性もありますのでご注意を!!!

 

本試験は少しですが英語のチャットで会話したり、試験前にリモートで2種類の身分証(うち1つは写真付きの必要アリ)を提示したりと、試験以外にも気を使う点があるので、何度も受験するのはお金以外の面でもいろいろと面倒だと思います。なので、本試験前に書籍をはじめ有償サービスに投資して対策するのはアリかと。あと、AWSが推奨している公認のセミナーの「AWS Technical Essentials」や「Architecting on AWS」は有効なのでしょうが、とてもお高いセミナーです。会社から補助などが出るなら考えてみても良いと思うのですが、個人での負担は厳しいと思います(人にもよるけど)。

 

とりあえず目標だった年内にギリギリ取得できて良かったです。たまたまクリスマスに受験して合格してなんとなくスペシャルな気分にもなれましたし(笑

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それでは今年もお世話になりました。それでは良いお年を…